2026.10 更新

山口県の外壁塗装で使える助成金・補助金【2026年度・6市比較】

2026年10月18日公開・各市の公式情報で確認

先に結論

  • ふつうの塗り替えに使えるのは山口市の「安心快適住まいる助成事業」だけ(工事金額の10%を商品券)。受付は10月30日までで、10月9日時点で予算の96%。審査に1か月ほどかかり、工事完了届は12月16日まで(やむを得ない場合は、12月16日までに延長を申請すれば2027年1月25日まで)
  • 防府市と宇部市は、遮熱塗料・断熱塗料を使う塗装が対象。防府市は2027年1月8日までの募集期間中(予算に達し次第終了)、宇部市は2026年度の受付を終了しています
  • 下関市は空き家バンクの家を取得した人(2027年2月26日まで)、周南市は空き家を買った40歳未満の世帯か子育て世帯(10月30日まで)だけが使える補助で、外壁塗装も対象です
  • 岩国市は、ふつうの家の塗装だけの工事に使える市の補助が見つかりませんでした(横山・岩国の景観の重点地区を除く)
  • 補助のある5市はすべて、工事の前の申請と、市内の業者に頼むことが条件です

6市の助成金・補助金を一覧で比べる

「ふつうの塗装」は、遮熱塗料・断熱塗料などの指定がない、一般的な塗り替えが対象になるかです。業者の条件は、補助を受けるために頼む業者が満たす必要がある条件です。

市制度ふつうの塗装金額業者の条件2026年度の受付
山口市安心快適住まいる助成事業対象(税抜10万円以上)工事金額(税抜)の10%を商品券。上限は紙の商品券5万円・デジタル商品券10万円市内に本社・本店(個人は市内に住所)10月30日まで・先着。10月9日時点で予算の96%
防府市エコライフ住宅推進事業遮熱・断熱塗料のみ工事費(税抜)の10%分の市内共通商品券。上限10万円市内の施工業者と直接契約(本社等が市外は対象外)2027年1月8日まで・先着(予算に達し次第終了)
宇部市健康・省エネ住宅リフォーム助成遮熱・断熱塗料のみ対象工事費(税抜)の5分の1。上限15万円市内に本店・支店・営業所予算に達して受付終了
下関市空き家バンク活用促進改修補助金空き家バンクの家を取得した人のみ改修工事の費用の2分の1。上限50万円市内に本店・支店・営業所など2027年2月26日まで・20件程度の先着
周南市空き家リフォーム事業補助金空き家を買った若い世帯・子育て世帯のみ工事費(税抜)の2分の1。上限50万円(加算あり)市内の業者(本店・支店がある法人か、市内に住む個人事業主)10月30日まで・8件程度の先着
岩国市(ふつうの家の塗装だけに使える市の補助は見つからず)対象なし(景観の重点地区は別)———

2026年10月18日時点。

どの市でも共通する3つの注意点

1. 工事の前に申請する

補助のある5市の制度は、どれも工事の前に申請し、市が補助を決めた通知(交付決定)を受けてから着工します。下関市と周南市は、業者との契約も交付決定のあとです。工事を始めてから申請しても対象になりません。

2. 業者の所在地が条件になる

補助を使う場合は、補助のある5市はすべて、市内に本社・本店や営業所がある業者に頼むことが条件です。山口市は本社・本店が市内にあることが条件で、支店だけでは対象外です。見積もりの段階で、業者に所在地を確かめてください。

3. 先着順で、予算に達すると終わる

どの制度も予算に限りがあり、先着順で受け付けます。宇部市は2026年度の予算に達して受付を終えています。使いたい場合は、申請の前に市の担当課で受付が続いているかを確かめてください。

市ごとの詳しい条件と申請の流れ

山口市の外壁塗装の助成金ふつうの塗り替えも対象。10%を商品券で(予算の残りわずか)→防府市の外壁塗装の助成金遮熱・断熱塗料の塗装が対象。10%分の商品券→宇部市の外壁塗装の助成金遮熱・断熱塗料が条件。2026年度は受付終了→下関市の外壁塗装の助成金今住む家の塗り替えに使える補助は見当たりません→周南市の外壁塗装の助成金今住む家の塗り替えに使える補助は見当たりません→岩国市の外壁塗装の助成金ふつうの家の塗装だけに使える市の補助は見つかりませんでした→

国の補助金は使える?

2026年度の国の住宅省エネの補助金(「住宅省エネ2026キャンペーン」の「みらいエコ住宅2026事業」「先進的窓リノベ2026事業」や、環境省の「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」など)は、窓・断熱材・省エネ設備の工事が対象です。みらいエコ住宅2026事業と環境省の断熱リフォーム支援事業は、どちらも塗装・塗料を補助の対象外と案内しています(遮熱塗料・断熱塗料も同じ)。外壁の断熱で対象になるのは、決められた断熱材を使う工事です。

みらいエコ住宅2026事業は、施主ではなく登録した工事業者が申請します。予約(業者が先に補助の枠を確保する手続き)は2026年11月16日、申請は12月31日が期限で、予算に達したら終わります。窓や断熱の工事を一緒に考えている人は、見積もりのときに業者に相談してください。

みらいエコ住宅2026事業は、国のお金が入っていない市の補助との併用を認めています。ただし市の側で、同じ工事に国の補助を重ねることを禁じている制度が多くあります(山口市・防府市など)。両方を使いたいときは、工事の部分ごとに分けられるかを、市の担当課と業者に確かめてください。

「保険で無料」「補助金で安く」の勧誘に注意

国民生活センターには「火災保険を使えば自己負担なく修理できる」と勧誘され、保険金が見積もりより少なかったのに違約金を求められた、保険金の30〜40%もの手数料を請求された、といった相談が寄せられています。事実と違う理由で保険金を請求すると、詐欺にあたるおそれもあります。

突然訪ねてきて「補助金が使えるのは今だけ」「屋根が傷んでいる」と急がせる業者とは、その場で契約しないでください。訪問販売の契約は、書面を受け取った日を含めて8日以内なら、クーリング・オフで契約を解除できます。迷ったら消費者ホットライン「188」に相談できます。補助金の条件や予算の残りは、市の公式サイトや担当課で確かめられます。

よくある質問

山口県の外壁塗装で、ふつうの塗り替えに使える助成金はありますか?

6市(山口市・防府市・宇部市・下関市・周南市・岩国市)で確かめた範囲では、ふつうの塗り替えが対象になるのは山口市の「安心快適住まいる助成事業」だけです。防府市と宇部市は遮熱塗料・断熱塗料を使う塗装が対象です。

遮熱塗料なら、どの市で助成を受けられますか?

防府市の「エコライフ住宅推進事業」(工事費の10%分の商品券・上限10万円)と、宇部市の「健康・省エネ住宅リフォーム助成」(5分の1・上限15万円。2026年度は受付終了)が対象です。山口市は、市の対象工事の一覧に塗料の種類の条件が書かれていないため、遮熱塗料での塗装も対象工事に入ります。

補助金を使うなら、市外の業者に頼めませんか?

補助のある5市はすべて、市内に事業所がある業者に頼むことを条件にしています。山口市は本社・本店が市内にあることが条件です。

市ごとに塗装店を比べる

補助のある市は、どこも市内の業者に頼むことが条件です。比較ページでは、市内に事業所がある塗装店を、許可・保証・施工事例で並べています。ただし、掲載している業者でも補助の対象になるとは限りません。たとえば山口市は本社・本店が市内にあることが条件で、山口市の掲載10社のうち1社は本社が市外のため対象外です。

出典

山口市「安心快適住まいる助成事業」:https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/63/187527.html
防府市「令和8年度防府市エコライフ住宅推進事業」:https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/24/ecolifezyutakusuishin8.html
宇部市「健康・省エネ住宅リフォーム助成」:https://www.city.ube.yamaguchi.jp/shisei/hojyojyosei/hojyojyosei_kojin/1009208.html
下関市「空き家バンク活用促進改修補助金」:https://www.city.shimonoseki.lg.jp/soshiki/70/2583.html
周南市「空き家リフォーム事業補助金【令和8年度】」:https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/36/84066.html
岩国市「省エネリフォーム促進補助金」:https://www.city.iwakuni.lg.jp/soshiki/22/114549.html
国土交通省・環境省「みらいエコ住宅2026事業 リフォーム」:https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/
みらいエコ住宅2026事業「よくあるご質問(リフォーム)」(PDF):https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/assets/doc/miraieco_faq_reform.pdf
環境省(北海道環境財団)「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」:https://www.heco-hojo.jp/reform/index.html
国民生活センター「『保険金を使って住宅を修理しませんか』がきっかけでトラブルに!」(2018年9月6日公表):https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180906_1.html
消費者庁「消費者ホットライン188」:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
いずれも2026年10月18日確認。制度の内容や受付状況は変わります。申請の前に必ず市の公式サイトでご確認ください。

ミクラボの収益は、業者からの広告掲載料です。広告の有無で、比較ページの並び順や判定は変えません。掲載している業者に頼んでも、助成を受けられるかは市の審査で決まります。