岩国市の屋根修理で使える補助金【2026年度】
2026年10月18日公開・岩国市の公式情報で確認
先に結論
- 今住んでいる持ち家の屋根の修理・塗装だけに使える岩国市の補助は、市の案内を調べた範囲では見当たりません
- 横山・岩国の景観の重点地区では、「景観形成事業補助金」で屋根の葺き替えが対象になる場合があります。和形のいぶし瓦などは3分の2・上限135万円です。工事の前に市との協議が必要です
- 国の断熱リフォームの補助を受けた人には、市が国の補助額の2分の1を上乗せする「省エネリフォーム促進補助金」があります(1世帯50万円まで、市内の業者の施工が条件)。国の補助は窓との組み合わせなどが条件なので、屋根だけの工事では使えません
- 木造住宅の耐震改修補助は、2026年度の受付を終えています
工事ごとに使える制度
- 景観地区
- 景観形成事業補助金(横山・岩国の重点地区。瓦などの屋根材と工事費)
- 屋根の断熱
- 国の断熱リフォームの補助+市の省エネリフォーム促進補助金(国の補助額の2分の1)
- 空き家
- 空き家修繕助成金(中山間地域などの登録された空き家に定住する人。屋根が対象かは市に相談)
- 屋根塗装
- 市・国とも、塗装だけに使える補助は見当たらず
景観形成事業補助金(横山・岩国の重点地区)
横山重点地区と岩国重点地区で、町並みに合わせて外観を整える工事に使えます。屋根は全面を葺き替える場合が対象で、瓦などの屋根材と工事費が補助の対象です。
- 金額
- 和形のいぶし日本瓦などは3分の2・上限135万円。スレート屋根(薄い板状の屋根材)などは1㎡あたり700円・上限10万円。足場などは2分の1・上限15万円。昭和25年以前の伝統的な建物の「修繕」は3分の2・上限600万円
- 条件
- 景観に合った仕上げにすること。工事の前に市との協議が必要で、予算に達したら終わります。工事は申請した年度の3月10日までに終える
- 問い合わせ
- 景観整備課 景観政策班(0827-29-5162)
省エネリフォーム促進補助金(国の補助への上乗せ)
国のみらいエコ住宅2026事業や既存住宅の断熱リフォーム支援事業で補助額が確定した人に、市が国の補助額の2分の1(1世帯50万円まで)を上乗せします。市内の戸建てを持って自分で住んでいる人が対象で、市内の業者の施工が条件です。受付は2027年2月10日までで、10月8日時点で予算4,700万円のうち残り2,560万円です。問い合わせ:省エネ対策促進事業コールセンター(0827-29-5102)
空き家修繕助成金と耐震改修補助
中山間地域などの空き家情報登録制度に登録された家に定住する人は、修繕費の2分の1以内(上限は買った家100万円、借りた家50万円。離島は3分の2以内)の「空き家修繕助成金」を使える場合があります。市のページは2024年の更新なので、今年度の実施と屋根が対象になるかは、工事の前にシティプロモーション課(0827-29-5012)に相談してください。木造住宅の耐震改修補助(80%以内・上限115万円)は、2026年度の受付を終えています。
国の補助金は使える?
国の「みらいエコ住宅2026事業」では、屋根・天井の断熱改修が補助の対象になります。金額は使う断熱材の量と性能で決まるので、業者に試算してもらってください。ただし、窓などの開口部の断熱と組み合わせることが必須で、屋根・天井の断熱だけでは使えません。対象は平成28年以前に新築された住宅です。予約(業者が補助の枠を先に確保する手続き)は2026年11月16日、申請は12月31日が期限で、登録した業者が申請します。
環境省の「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」は、費用の3分の1(戸建ては上限120万円)を補助します。窓は必須ではありませんが、天井だけの改修は対象外で、外壁や床と組み合わせます。天井を断熱する場合は、屋根の直下の天井をすべて改修するなどの条件があり、2026年9月の公募は12月11日までです。
どちらの事業も、屋根の塗装(遮熱塗料・断熱塗料を含む)は補助の対象外と案内しています。瓦屋根を強風に強くする国の「耐風改修」の補助は、山口県内の6市(山口・防府・宇部・下関・周南・岩国)で実施しているという公式の案内は見つかりませんでした。気になる場合は市の建築担当課に確かめてください。
岩国市の省エネリフォーム促進補助金は、国の補助の額が確定したあとに市が上乗せする仕組みです。国の補助の対象にならない塗装だけの工事では、市の上乗せも受けられません。
「屋根が傷んでいる」「保険で無料」の勧誘に注意
国民生活センターの2023年10月の公表では、屋根工事の点検商法の相談が増えていて(2022年度までのデータ)、2022年度は2,885件と過去5年で最も多くなりました。契約した人の8割超が60歳以上です。「近所で工事をするのであいさつに来た」と訪ねてきて、瓦のずれなどを指摘して不安をあおる、「保険金が使える」と勧める、といった手口があります。
突然訪ねてきた業者に、屋根に上がってもらったり、その場で契約したりしないでください。訪問販売の契約は、書面を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフで契約を解除できます。火災保険の請求は、加入している人が自分でできます。迷ったら消費者ホットライン「188」に相談してください。本当に傷んでいるか心配なときは、自分で選んだ2〜3社に点検と見積もりを頼むと安心です。
見積もりのときに伝えること
- 屋根材・塗料の製品名と、工事の範囲(撤去・下地・足場・雨どいを含むか)を見積書に書いてほしい
- 景観の重点地区なら、景観形成事業補助金の協議に対応できるか
- 岩国市内の業者か(市の補助を使う場合)
- 訪問してきた業者には、その場で契約しない
よくある質問
岩国市で屋根の修理に使える補助金はありますか?
ふつうの家の屋根の修理・塗装だけに使える市の補助は、市の案内を調べた範囲では見当たりません。横山・岩国の景観の重点地区では景観形成事業補助金で屋根の葺き替えが対象になる場合があり、国の断熱リフォームの補助を受けた人には市の上乗せがあります。
屋根の塗装は補助の対象になりますか?
国の住宅省エネの補助は、塗装・塗料を対象外としています。岩国市の上乗せも、国の補助を受けることが条件なので、塗装だけの工事には使えません。
景観形成事業補助金は、どの地区で使えますか?
横山重点地区と岩国重点地区だけです。景観に合った仕上げにすることが条件で、工事の前に市との協議が必要です。
ほかの市の屋根修理の助成金
山口県6市の屋根修理の助成金・補助金まとめで、市ごとの違いを一覧で比べられます。
出典
岩国市「景観形成事業補助金」:https://www.city.iwakuni.lg.jp/site/shienseido-jyoseikin/67865.html
岩国市「景観形成事業補助金」説明資料(PDF):https://www.city.iwakuni.lg.jp/uploaded/attachment/64746.pdf
岩国市「省エネリフォーム促進補助金」:https://www.city.iwakuni.lg.jp/soshiki/22/114549.html
岩国市「空き家修繕助成金」:https://www.city.iwakuni.lg.jp/soshiki/115/85700.html
岩国市「木造住宅耐震改修等事業」:https://www.city.iwakuni.lg.jp/soshiki/50/2255.html
国土交通省・環境省「みらいエコ住宅2026事業 リフォーム」:https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/
みらいエコ住宅2026事業「よくあるご質問(リフォーム)」(PDF):https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/assets/doc/miraieco_faq_reform.pdf
環境省(北海道環境財団)「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」:https://www.heco-hojo.jp/reform/index.html
国民生活センター「屋根工事の点検商法のトラブルが増えています」(2023年10月11日公表):https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231011_1.html
国民生活センター「保険金で住宅修理ができると勧誘する事業者に注意!」(2021年9月2日公表):https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210902_2.html
消費者庁「消費者ホットライン188」:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
いずれも2026年10月18日確認。制度の内容や受付状況は変わります。申請の前に必ず市の公式サイトでご確認ください。
ミクラボの収益は、業者からの広告掲載料です。広告の有無で、比較ページの並び順や判定は変えません。掲載している業者に頼んでも、助成を受けられるかは市の審査で決まります。
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